Huawei Pura X Max登場、世界初の横型ワイド折りたたみスマートフォンがKirin 9030 Pro搭載で発売
概要 Huaweiは2026年4月20日、広州で開催された発表イベントにおいて、「Pura X Max」を正式にリリースした。同社はこのデバイスを「業界初の横型ワイドフォルダブルスマートフォン」と位置づけており、従来の縦折りタイプとは一線を画す水平方向に開くブックスタイルのフォームファクターを採用している。SamsungやAppleがまだ同様の形状を市場投入していないなか、Huaweiがこのカテゴリを先取りする形となった。 主な仕様とデザイン Pura X Maxの内側ディスプレイは7.7インチ(解像度2,584 x 1,828ピクセル)で、アスペクト比は約16:10を採用することでタブレットに近い広い表示領域と携帯性のバランスを実現している。外側スクリーンは5.4インチで、閉じた状態でも通常のスマートフォンとして利用可能だ。両ディスプレイにはLTPO技術が採用されており、コンテンツや使用状況に応じてリフレッシュレートを動的に調整できる。プロセッサにはHuawei独自のKirin 9030 Proを搭載し、OSにはHarmonyOS 6を採用している。カメラシステムは第2世代マルチスペクトルRed Maple原色カメラを含むクアッドカメラ構成で、50MP広角(可変絞りf/1.4-f/4.0)、50MPペリスコープ望遠(3.5倍光学ズーム)、12.5MP超広角を搭載している。バッテリー容量は5,300 mAhで、66Wの有線急速充電および50Wのワイヤレス充電に対応する。 価格と市場への影響 Pura X Maxの中国での販売開始価格は10,999元(約1,500米ドル)で、すでに予約受付が開始されている。従来の縦折り型フォルダブルが主流を占めてきたスマートフォン市場において、横型ワイドという新たなカテゴリーをHuaweiが切り開いたことは、今後の業界動向に影響を与える可能性がある。SamsungやAppleが同様のフォームファクターへの参入を検討しているとも報じられており、横型折りたたみ端末が次なるフォルダブル競争の舞台になることが予想される。