概要

主催のCESA(コンピュータエンターテインメント協会)は9月19日、東京ゲームショウ2026の最終日にあたる9月21日(月・祝)の全プログラムを中止すると発表した。理由は台風25号(ドゥージェン)の関東地方への接近で、主催者は「21日午後から強風と豪雨が予想され、公共交通機関に支障が生じることで来場者や関係者の安全な帰宅が困難になる可能性がある」として、安全確保を最優先にこの決定に至ったと説明している。前日にあたる9月20日(日)は予定通り開催された。

中止の経緯と対応

東京ゲームショウ2026は30周年の節目を迎え、9月1718日の商業日に続き1921日を一般公開日とする、初の5日間開催として企画されていた。しかし会期終盤に台風25号が接近したことで、最終日のみ急遽全日中止という異例の判断が下された。主催者は月曜日のチケット購入者への払い戻しを実施するほか、予定されていたステージイベントの一部をオンラインでのストリーミング配信に切り替えるなど、来場できなかったファンへの代替措置を講じている。

来場者数への影響

商業日となった9月17日(木)の来場者数は53,630人、18日(金)は52,545人だった。続く一般公開日は19日(土)が78,678人、20日(日)が72,789人となった。最終日の中止により、5日間開催で見込まれていた来場者数の上積みは実現しなかった形となる。前年の東京ゲームショウは4日間開催で計263,101人を集めており、今回は開催日数を延ばしたにもかかわらず、悪天候により本来の規模を発揮しきれなかったことになる。出展企業にとってもブースでの商談や発表の機会が最終日分だけ失われる結果となり、台風という自然災害が大型イベント運営に与えるリスクが改めて浮き彫りになった。