概要
Googleは2026年8月12日、新型スマートウォッチ「Pixel Watch 5」を発表した。予約販売は発表と同日に開始され、日本では本日8月20日に正式発売される。今回のモデルではGeminiとの音声対話機能が大幅に強化されたほか、健康管理機能の拡充、そしてQualcomm製新チップの搭載による処理速度の向上が主な特徴となっている。
目玉となるのは「手をあげて話す」機能の強化だ。ユーザーが手首を上げてGeminiに話しかけるだけで、ワークアウトの開始やタイマー設定、メールの確認といった操作をハンズフリーで実行できる。さらに今後展開が予定されている「Gemini Intelligence」では、たとえば家族との夕食の予定を尋ねられた際に、Geminiが連絡先情報を自動的に検索してウォッチ上に表示するなど、より先回りした提案を行えるようになるという。ウォッチフェイス上でも、空港到着時に搭乗券を自動表示したり、通勤中に残りの停車駅数を表示したりする「At a Glance」機能により、状況に応じた動的な情報提供が強化された。
健康管理機能とハードウェア
健康管理面では、新機能「Health Guardian」が導入された。血管ストレス、睡眠中の呼吸の質トレンド、代謝ストレスという3つの指標について月次のトレンドサマリーを生成し、長期的な健康状態の把握を支援する。最初の詳細サマリーは着用開始から1カ月後に配信される仕組みだ。加えて「Google Health コーチ」は、睡眠や心拍変動などの回復指標を分析したうえで、個別最適化された筋力トレーニングプランを提案する。GPSによるルートトラッキング精度も前世代比で2倍に向上し、都市部や森林地帯でもより正確な位置追跡が可能になった。
ハードウェア面では、Qualcomm Snapdragon W5 Gen 2 Acceleratedプロセッサを新たに搭載し、RAMは50%増量、CPU性能は12%向上、処理速度は全体で20%高速化した。バッテリー駆動時間は41mmモデルで最大40時間、45mmモデルで最大30時間となっている。価格(税込)は41mmのBluetooth/Wi-Fiモデルが62,800円、LTEモデルが79,800円、45mmのBluetooth/Wi-Fiモデルが67,800円、LTEモデルが84,800円と、サイズおよび通信方式ごとに4種類のラインナップが用意されている。Googleは今回のPixel Watch 5について、「バックグラウンドで静かに動作し、大切な瞬間に集中できる」というコンセプトを掲げている。