概要
GitHubは7月31日、Copilot Business/Enterprise向けにエンタープライズチーム単位でAIモデルの利用ポリシーを設定できる新機能をパブリックプレビューとして公開した。これまで組織単位でしか設定できなかったCopilotのモデルアクセス管理が、エンタープライズチームという、より業務実態に即した粒度で行えるようになる。多くの企業では8月3日から段階的にプレビューへのオプトインが可能となっている。
技術的な詳細
新機能では、管理者が各AIモデルに対して次の3段階のアクセス設定を選択できる。
- Enabled: エンタープライズの全メンバーが利用可能
- Disabled: 誰も利用不可
- Optional: 特定のエンタープライズチームに割り当てて利用可能
評価ルールとしては最小制限戦略が採用されており、「あるユーザーが1つでもエンタープライズチームを通じてモデルへのアクセス権を得ていれば、そのユーザーはどこからでもそのモデルを利用できる」という仕組みになっている。また、複数のエンタープライズに所属するユーザーについては、それぞれ該当するエンタープライズのポリシーのみが適用される。
背景と今後の見通し
従来の組織レベルでの一律設定では、職務内容やチームの機能に応じた柔軟なアクセス管理が難しいという課題があった。今回のエンタープライズチーム単位のポリシー設定により、管理者は実際の業務構造に沿ってより細かい粒度でモデルアクセスを制御できるようになる。段階的ロールアウトが進められており、対象となるGitHub Enterprise顧客は順次この機能を利用できるようになる見込みだ。