概要
Googleは2026年5月26日、スクリーンを持たない新しいフィットネストラッカー「Fitbit Air」を正式発売した。価格は99.99ドルからで、5月7日から予約受付を開始しており、この日より店頭での購入が可能となった。WhoopやOura Ringといったスクリーンレス型ウェアラブルデバイスの市場に本格参入する製品として位置づけられ、健康トラッキングに特化した軽量かつ長時間バッテリーが特徴となっている。
また、バスケットボール選手のStephen Curryとのコラボレーションによる「スペシャルエディション」も同日発売されており、こちらは129.99ドルで販売される。
主な機能とスペック
Fitbit Airは24時間の心拍数モニタリングを中心に、心房細動(AFib)アラート、血中酸素飽和度(SpO2)の計測、睡眠段階の追跡など、健康管理に必要な機能を網羅している。高精度センサー技術を採用し、心拍変動や安静時心拍数の計測、自動ワークアウト検出にも対応する。
バッテリー寿命は最大7日間を実現しており、急速充電機能により5分の充電で1日分の電力を確保できる。本体はスリムで軽量な設計のため、24時間の着用に向いており、睡眠トラッキングも自然に行えるよう設計されている。対応OSはAndroid 11以上、iOS 16.4以上で、Google Healthアプリとシームレスに連携する。購入時にはGoogle Health Premiumの3ヶ月無料トライアルが付属する。
バンドと価格展開
交換用アクセサリーバンドは34.99ドルから販売され、Performance Loop、Active、Elevated Modernの3種類が用意されている。素材にはリサイクル素材や防水シリコンが採用されており、用途やシーンに応じた選択が可能だ。
Fitbit Airはスクリーンの搭載を省くことでシンプルさと長時間バッテリーを両立し、スマートウォッチのような通知機能を必要としないユーザー層や、睡眠時も気にせず装着したいユーザーをターゲットとしている。Googleのウェアラブル戦略において、Pixel WatchシリーズとFitbit Airが異なるニーズに応える形で棲み分けが図られている。