概要
Googleは2026年4月、AI Modeに2つの大きなアップデートを発表した。1つ目はGeminiアプリに近いUIのリデザイン、2つ目はエージェンティックなレストラン予約機能の米国外8カ国への拡大だ。対象となる新たな国はオーストラリア、カナダ、香港、インド、ニュージーランド、シンガポール、南アフリカ、英国で、追加のオプトインなしに利用できる。
UIリデザイン
モバイル版AI Modeでは、入力欄が新しいボトムシート形式に刷新され、従来のポップアップメニューから脱却した。ギャラリーやカメラのボタンが大型化し、画像生成機能や「Gemini 3モデル」の切り替え(AutoとProの選択)も目立つ形で配置された。このリデザインはAndroidとiOSの両プラットフォームで順次ロールアウトされている。
エージェンティック予約の仕組み
予約機能はProject Marinerのウェブブラウジング能力を活用し、複数の予約プラットフォームを横断して空席を検索する。ユーザーは「土曜日午後7時に、ショアディッチのドッグフレンドリーなイタリアンレストランで2人分のテーブルを確保して」といった自然言語でリクエストするだけで、料理のジャンル、人数、時間、場所といった条件に合った予約可能な選択肢を自動で探し出し、予約ページへのリンクとともに提示する。検索・比較から予約候補の提示までが単一のクエリで完結する点が特徴だ。
今後の展望
今回の8カ国への展開は、GoogleがAI Modeを単なる検索の拡張にとどまらず、実際のタスクを遂行するエージェント基盤として育てていく意図を示している。自然言語による予約という実用的なユースケースを通じて、AIエージェントの日常利用への浸透が一層加速しそうだ。