概要

SpringチームはSpring Cloud 2025.0.2(コードネーム「Northfields」)の一般提供開始を発表した。本リリースはSpring Boot 3.5.13をベースとしたメンテナンスリリースであり、Maven Centralにて公開されている。バグ修正と依存関係のアップデートを中心とした内容で、既存ユーザーへのアップグレードが推奨される。

主な変更点

今回のリリースでは複数のモジュールにわたってアップデートが行われた。

  • Spring Cloud OpenFeign: OpenFeign 13.6.1へのアップグレード
  • Spring Cloud Kubernetes: Fabric8 7.3.2へのアップグレード
  • Spring Cloud Netflix: Eureka 2.0.6へのアップグレード、および eureka-client から commons-configuration の除外
  • Spring Cloud Config: CVE-2026-22739 のセキュリティ脆弱性修正

特筆すべき点として、Spring Cloud ConfigにおいてCVEの修正が含まれており、セキュリティ上の観点からも早期のアップグレードが望ましい。

導入方法

BOMを利用した依存管理による導入が推奨されている。Mavenの場合は spring-cloud-dependencies のバージョンを 2025.0.2 に指定することで各モジュールのバージョンを一元管理できる。Gradleでも同様に dependency-management プラグインを通じてBOMをインポートする形式に対応している。